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むし歯治療は最後まで!
むし歯が進行して神経にまで達すると、痛みが生じます。そこで神経を除去する治療を行いますが、実はそれだけではむし歯は治っていません。神経をとれば痛みは感じなくなりますが、むし歯はそのままの状態。つまり、最後まで処置せずに放置すると、痛みのないままむし歯がどんどん進行しやがては歯が折れてしまったり、むし歯菌があごの骨にまで到達して、非常に激しい痛みの原因になります。神経をとり除いたら、必ず最後まで治療しましょう!
歯周病治療を途中でやめる?
歯周病治療のために歯石を取り除きますが、これは単なる「掃除」ではなく、歯石に生息している何億という歯周病菌を除去する事なのです。この歯石が歯周病を引き起こす原因で、特に歯ぐきの中にできた歯石は、放置すると確実に歯を支える骨を溶かします。目に見えず、自覚症状も少ないからと言って途中で治療を中断すると、確実に歯の寿命を短くすることになるので歯周病治療は最後まで行いましょう。
歯を抜いてそのまま?
むし歯や歯周病が進行した歯は、やむを得ずその歯を抜くことがあります。しかし、そのまま放置してしまうと残された歯に影響が及びます。歯を失うと空いた部分にその両隣の歯が傾き始めます。そして、噛み合うはずの歯が無くなったことで、反対側の歯が飛び出してくるのです。歯が動き、隙間が生まれると、細菌が溜まってむし歯や歯周病になりやすく、また、噛み合わせがおかしくなることで、食べ物が噛みにくくなったり、あるいは、肩こりや頭痛といった症状を引き起こすこともありますので、歯を失った場合はブリッジ、インプラント、入れ歯などで機能する歯の治療を行いましょう。
歯ブラシしか使わない
1日の歯みがきが不十分でプラークコントロールができない方は、確実に歯周病菌がお口の中で増殖してしまいます。また、「歯ブラシ」だけではなんと、歯磨きのプロの歯科衛生士でも4割ものみがき残しがあると言われております。磨き残しを改善するためには「フロス」や「歯間ブラシ」を使用して細菌を減らす事が大切です。