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こんにちは、寺前歯科です。
乳歯についてです☆
歯の始まりは、お母さんのお腹の中からです。
妊娠2~3カ月で総ての乳歯の芽(歯胚)ができ、4~6カ月で石灰化し始めます。
これが生まれて5~10カ月すると、乳歯として生えてくるのです。生える順番や時期は表のとおりです。
全部で20本ですが、それぞれに時期にはかなりの幅があります。
お子さんの成長ペースが順調なら、個人差がありますので、1年ほどの早い遅いと心配することはないです(^^)
各地域によって異なりますが、3歳頃になりますと歯の検診があります。(1歳半もあります)。
お口を開ける事すら泣いてしまう子もいれば、あーんと大きなお口が出来るこもいて、お子様それぞれの個性が見えてきます。
学校がはじまると、学校検診という歯科の項目があります。
歯科検診の目的は、虫歯があるか、歯並びの状態を調べることです。
虫歯以外にも、歯並びやかみ合わせ顎関節、歯垢(プラーク)の状態、歯肉の状態を調べています。
最近では、むし歯がなくても歯医者さんに通う習慣が少しづつですが、周知されるようになってきましたので、むし歯がない子供も増えてきました。
しかし、顎の成長など食生活や普段の癖などが影響し、歯列不正でひっかかるお子様が増えてきました。
歯並びは遺伝しませんが、顎の大きさは歯並びの遺伝と深く関係があります。
それでは、いい歯並びとは??
☆歯の山と谷があっている。
☆歯並びの連続性がある。
☆上のほうが下よりアーチが大きい。
☆横から見たとき、うえの歯と下の前歯の差が大きくない。
☆前から見たとき、下の前歯の1/5がかくれている。
大切なお子さまの歯が生えてくる時期や歯並びは親御さんにとってとても興味深い事ですよね(^^)
歯科医院はむし歯を治療するのは当然ですが、こういったお子様の成長過程を見守る大事な医療機関でもあります。