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こんにちは、てらまえ歯科です。
歯磨きは一本の歯ブラシ(3列ブラシ)でする、と思われている方は多いかと思います。
実は普通の歯ブラシでは磨けるのは全体の60%。つまり40%は磨き残しがあります。
そこでぜひ使っていただきたいのが「ワンタフトブラシ」です。
特殊な三角毛のワンタフトブラシは、通常の歯ブラシでは届かない、磨き残しの多い場所に“ピンポイント”で清掃が可能ですので、1本の歯ブラシのみで清掃するよりも高い確率で磨き残しを減らす事ができるのです。
予防先進国のスウェーデンでは80歳でも平均で20本以上の歯が残っています。一方の日本は14本程度です。そんなスウェーデンでは、歯磨きはまずワンタフトブラシを使い、日々のケアを行っているのです。
ワンタフト歯ブラシは、この様な部位にお勧めです
・歯並びの悪い場所
・矯正装置を取り付けた部分
・ブリッジを入れた部分
・生えきっていない親知らず
・お子様の生え変わりの歯
特に、ワンタフト歯ブラシはお子様の生え変わりの歯や小さな乳歯にピッタリのサイズです。
歯の生え変わり時期や、歯がグラグラしだすと、歯磨きが痛く嫌がる子供さんは多いです。
この、ワンタフト歯ブラシを使えば、丁寧に小さな乳歯を磨く事ができるのでとてもお勧めです。
6歳臼歯の溝もしっかりと磨く事ができるので、お子様にも安心してお使い頂けます。
大人の場合は、ワンタフト歯ブラシを使う事で磨き残しを防ぎ、ブラッシング効果を高めてくれます。使い方は、歯ブラシよりも最初にワンタフトブラシを使います。
ワンタフトブラシで磨きにくい部分を磨き、そのあといつも通りに歯ブラシで磨くだけで歯垢をしっかり取り除くことができ、歯磨き時間も短縮する事ができます。
予防先進国のスウェーデンでは30年前から実施されている歯垢除去のやり方です。
ワンタフト歯ブラシを使って、正しく予防ケアを行って下さいね。